Live2Dのデータをvmeetsにアップロードする手順
はじめに
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vmeets及びvmeets LIVE! ではLive2D形式のデータをアップロードしてマイアバターとして使うことができます。
※配信時には必ずご自身で作ったデータ、または使用許可を得ているデータをご使用ください -
Live2DにはCubism3形式とそれ以前のCubism形式の二種類の形式がありますが、vmeetsが対応しているのはCubism 3形式のみになります。
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vmeets組み込み用データはLive2DのオーサリングツールであるCubism 3(バージョン3〜3.3)を使用することによって作成することができます。
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お手元にfaceRig用のデータをお持ちの場合は、そのままフォルダにまとめてzipファイルにしていただければアップロードできます(稀にうまく行かないこともあるかもしれませんが、その場合は下記のCubism Editor から書き出すところから始めてください)。
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アップロード時には下記マニュアルに従ってzipファイルにまとめて頂くのですが、zipファイルのサイズは4MB以下を推奨とさせて頂いております。あまりに大きいデータの場合はアップロードに失敗する可能性があります。
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カメラの調整は現時点では設定ファイルにて行います。本ページの一番最後にも記載されている Live2Dのデータをvmeetsにアップロードする手順(中級編)を参照ください。
1. Cubism 3をインストールする
1-1. Cubism 3のインストーラーをダウンロード
- Live2D Cubism 3公式サイトからCubism3のインストーラーをダウンロードします。(2018年12月30日現在ではCubism3.3.00が最新)
1-2. Cubism 3のEditorとViewerをインストール
- ViwerはCubism 3のデータの見た目や内容を確認するためのツールです
- EditorはCubism 3のデータを編集するためのツールです
- vmeetsで使用するアバターのデータは「Editor(エディタ)」を使用して出力します
2. vmeetsで使うCubism 3のデータを出力する
vmeetsにアップロードするCubism 3のデータは公式マニュアルの説明の通りに出力することで生成が可能です。以下でもステップバイステップで例示します。
2-1. エディタを起動する
2-2. 「ファイル→ファイルを開く」で対象となるCubism 3の編集用データを読み込む
2-3. テクスチャを生成する
「モデリング→テクスチャ→テクスチャアトラスの編集」を選択する
テクスチャアトラスのサイズは2048 x 2048以下のサイズを推奨します。
次の画面はそのままOK
2-4. vmeetsにアップロードするファイルを出力する
「ファイル→組み込むファイル書き出し→moc3ファイル書き出し」を選択する
出力フォルダを新しく作りファイル名を指定して「保存」を押す
2-5. サムネイルを追加する
avatar_thumbnail.pngというファイル名のアバターのサムネイルの画像を作り、先ほどファイルを出力したフォルダの中に置きます。
サムネイルのファイルが無くても動作しますので、省略しても構いません。
2-6. フォルダをzipに圧縮する
先ほどファイルを出力したフォルダをzipに圧縮します
【注意!】zipファイルのサイズが推奨の4MBより大きい場合はテクスチャサイズなどを見直しください。
これでアップロードの準備が整いました。
3. vmeetsにアップロードする
3-1. vmeetsを起動する
3-2. アバター選択画面からアップロードする
作成したzipファイルを選択してアップロードします
【注意!】zipファイルのサイズが推奨の4MBより大きい場合はテクスチャサイズなどを見直しください。
3-3. マイアバターが動いたら準備はひとまず完了!!
- カメラを使って顔の向き、目パチ、口パクがトラッキングされていたらアップロード成功です。マイアバターでコミュニケーションや配信をお楽しみください。
- アバターの表示がされるのに顔の向き、目パチ、口パクがうまく動かない場合は、Live2Dのデータ作成時のパラメータが独自の命名になっている可能性がございます。マニュアルでは記載しておりませんが対応方法がございますので、お手数をおかけしますが、vmeets@libzent.comまでご連絡ください。サポートチームより折り返しご連絡致します。
- その他不明点やうまくいかない点がございましたらお気軽にvmeets@libzent.comまでご連絡くださいませ。
- ※配信時には必ずご自身で作ったデータ、または使用許可を得ているデータをご使用ください
4. エモートボタンの設定、カメラの設定
手順に沿ってCubism 3から出力したファイルをvmeetsにアップロードした時点で既にアバターはWebカメラを使ってトラッキングされ「顔の向き、目パチ、口パク」の動きが反映されています。
さらに、avatar.config.jsonという設定ファイルを追加することで、カメラの設定とエモートボタンによる表情やポーズの手動切り替え設定を行うことができます。
詳しくは Live2Dのデータをvmeetsにアップロードする手順(中級編)を参照ください。